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NHK長野放送局
土砂災害に厳重警戒 ２日にかけ大雨注意
前線や低気圧の影響で、県内では、２日にかけて南部や西側の地域を中心に大雨となる見込みで、土砂災害に厳重に警戒するほか、川の増水に警戒してください。
また、松本市は土砂災害の危険性が高まっているとして、上高地地区に避難指示を出して危険な場所から避難するよう呼びかけています。
長野地方気象台によりますと、本州付近に伸びる前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で県内の広い範囲で雨が降っていて、▽御嶽山では午前４時半ごろまでの１時間に、▽上高地では、午前８時前までの１時間にいずれも３１.５ミリの激しい雨を観測しました。
気象庁と長野県は、乗鞍上高地地域に土砂災害警戒情報を発表しています。
松本市は土砂災害の危険性が高まっているとして、午前８時３７分に上高地地区に避難指示を出しました。
５段階の大雨警戒レベルのうち、レベル４の情報で、危険な場所から全員避難するよう呼びかけています。
市によりますと対象の地域に住宅はありませんが、観光客や宿泊施設の従業員などがいるということです。
このあと１時間に降る雨の量は、いずれも多いところで、１日は、▽南部で３０ミリ、▽北部と中部で２０ミリと予想されています。
２日にかけても南部や西側の地域を中心に大雨となる見込みで、２日昼までの２４時間に降る雨の量は、いずれも多いところで、▽中部と南部で８０ミリ、▽北部で６０ミリとなっています。
気象台は、土砂災害について、乗鞍上高地地域で厳重に警戒するほか、上伊那地域と木曽地域で警戒するよう呼びかけています。
また、木曽地域では川の増水に警戒するよう呼びかけています。
07/01 12:35