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豪雨で道が冠水したときの避難方法などを学ぶ講習会 宮崎市

豪雨による洪水で道が冠水したとき、安全に避難する方法などを学ぶ講習会が18日、宮崎市で行われました。

講習会は地元のNPO法人が行い、消防隊員や県の職員、地元の住民など20人あまりが川を冠水した道に見立てて避難の方法などを学びました。

参加者たちは川に入り、水がひざの高さを超えると水圧で身動きが取りにくく危険が増すことや、流れが速いところでは足をすくわれるおそれがあることを体感し、早めの避難の大切さを再確認しました。

また、冠水した道を歩くときは、なるべく複数で行動して前の人の肩をつかんで離れず、先頭の人は棒などを支えにして足元を確かめながら進むことも教わりました。

川遊び中の水難事故を想定した講習も行われ、参加者が実際に救助用のロープを投げ込んでいました。

講習会を行ったNPO法人大淀川流域ネットワークの池辺美紀副代表理事は「ひざぐらいの深さでも水の流れがあると危険なので、早めの避難が大事になる。大雨の際には早めに避難するほか、これから川などで遊ぶ際にも安全に気をつけて欲しい」と話していました。

07/18 18:32
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