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新型コロナ感染者 前週の1.5倍に 変異株「KP.3」確認

新型コロナウイルスの感染者数が大幅に増えています。7月14日までの1週間の感染者数は、1医療機関あたり19.8人と、前の週の1.5倍以上に増えています。

県によりますと、感染力が高い「KP.3」という新たな変異株が確認されているとして、エアコンをつけている場合でも定期的に換気をすることなどを呼びかけています。

県によりますと、7月8日から14日までの1週間に報告された県内の新型コロナの感染者数は、1医療機関あたり19.8人と、前の週の1.55倍に増え、7月に入ってから大幅に増えています。

保健所の管内別では須崎福祉保健所と中央西福祉保健所では「急増」していて、高知市と中央東福祉保健所では「増加」となっています。

県によりますと、6月28日に新型コロナに感染した患者のゲノム解析を行った結果、9人中6人から感染力が高い「KP.3」という新たな変異株が、確認されたということです。

これについて県の保健医療担当の家保英隆理事は、「『KP.3』は従来の株より人にうつりやすく、これまでにワクチンを打ったり新型コロナにかかるなどして抗体を持っている人でも感染しやすい。夏は、自宅や職場でエアコンをかけて部屋を密閉することも多いと思うが、定期的に換気をするなどして『3密』を回避してほしい」と呼びかけています。

07/18 18:59
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