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鹿児島市の病院 最新型医療機器導入へクラウドファンディング
鹿児島市の総合病院が、脳腫瘍の治療効果が高く、患者への身体的な負担が少ないガンマナイフと呼ばれる医療機器を購入するため資金を募るクラウドファンディングを行っています。
ガンマナイフの導入を目指しているのは、鹿児島市の今村総合病院です。
ガンマナイフは放射線の一種であるガンマ線をピンポイントで病変に照射するため、正常な組織への影響が少なく、開頭手術をせずに治療でき、患者への身体的負担が少なく、短時間で治療できるというメリットがあります。
今村総合病院が導入を目指すのはスウェーデン製の最新型のガンマナイフで、国内では４か所目、九州では初めての導入になる見通しだということです。
頭部を金属製のピンで固定する従来型に比べ頭部をプラスチック製のマスクで固定するため、従来型に比べさらに患者の負担が少ないと言うことです。
今村総合病院では、物価高騰などの影響で予算の確保が厳しいことに加え、広くガンマナイフの有効性を知ってもらいたいと今回、クラウドファンディングを行って支援を呼びかけています。
来年２月の導入を目指し、必要な資金のうち１５００万円を９月２９日までに集めることを目標にしています。
今村総合病院の常盤光弘院長は「ガンマナイフという新しいデバイスをきっかけにさらに地域医療に貢献したい」と話しています。
07/05 11:25