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NHK福岡放送局
海の事故に対応 海上保安部と関係機関が連携し救助訓練 福津
本格的なマリンレジャーシーズンを前に、海での事故に対応するため、海上保安部と関係機関が連携を確認する訓練が福津市で行われました。
この救助訓練は、関係機関が連携して海での事故に対応しようと開かれたもので福津市の福間海岸には海上保安部、警察、消防、それに地元のマリンショップなど１１の機関から８０人あまりが参加しました。
訓練は、海で泳いでいた中学生３人が流され、救助に向かった大人２人の行方も分からなくなったという想定で行われました。
はじめに、消防のドローンを使って上空から要救助者を見つけ出しました。
要救助者が確認されると消防の救助隊がボートで現場に向かい、迅速に救助していました。
このほか、水上バイクや海上保安部の潜水士、ヘリコプターなどによる救助も行われ、砂浜では救助された人の心肺蘇生や搬送の手順を確認しました。
福岡海上保安部によりますと、管内では去年、マリンレジャーに関わる事故で２人が亡くなっています。
また、宮若市を流れる犬鳴川では、去年７月川遊びをしていた小学６年生の児童３人が溺れて亡くなりました。
福岡海上保安部の中嶋雅昭部長は、「毎年多くの水の事故が発生します。海ではちょっとしたことで命を失うことになるので気を引き締めて楽しんでほしい」と話しました。
07/08 12:51