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NHK福井放送局
福井 去年の観光客数 コロナ前とほぼ同水準に
去年１年間に県内を訪れた観光客の数は、およそ１７６０万人に上り、前の年より１６％ほど増え、新型コロナウイルスの感染が拡大する前とほぼ同じ水準にまで回復しました。
県のまとめによりますと、去年１年間に県内を訪れた観光客の数は、推計でおよそ１７６０万人で、前の年と比べて１５.８％増えました。
新型コロナウイルスの感染が拡大する前の２０１９年と、ほぼ同じ水準にまで回復しました。
このうち、県外から訪れた観光客は７７４万人余りで、前の年より２４％増えていて、特に、関東や北陸から訪れた観光客が４割程度、増加したということです。
主な観光地別にみると、▽永平寺町にある大本山・永平寺が３７.２％、▽福井市の一乗谷朝倉氏遺跡が３０.２％、▽坂井市の東尋坊が２９.２％で、それぞれ増加しました。
一方、勝山市の「恐竜博物館・かつやま恐竜の森」は、リニューアルのため、去年７月まで休館していましたが、残りの期間だけで前の年の９２％まで迫ったということです。
県は、北陸新幹線の金沢・敦賀間の延伸に向けて、展開した観光ＰＲの効果があったとしていて、「県内の観光地の磨き上げなどを通じて、北陸新幹線の開業効果を持続させたい」としています。
07/07 19:04