託児所で女児に強制わいせつの罪 起訴内容認める

託児所で預かっていた当時5歳の女の子の下半身を触ったとして、強制わいせつの罪に問われている学習塾の経営者の被告の初公判が開かれ、被告は「間違いありません」と述べて起訴された内容を認めました。

広島市中区の学習塾の経営者、間栄一郎被告(50)は3年前の7月に2回にわたって、広島市中区で経営していた認可外の託児所で、預かっていた当時5歳の女の子の下半身を触り、その様子を動画で撮影して保存したとして、強制わいせつと児童ポルノ禁止法違反の罪に問われています。
16日、広島地方裁判所で始まった裁判では、強制わいせつの罪についての審理が行われ、間被告は「間違いありません」と述べて起訴された内容を認めました。
検察は冒頭陳述で、「被告は、昼寝中にお漏らしをした女の子のお尻を拭く際に下半身を触り、行為を撮影したスマートフォンには、被告が女の子に内緒にするようにと声をかけた音声も残されていた。その後、女の子が託児所の前を通った際に母親に対して『嫌な思い出がある』などと言ったことから被害が発覚した」と主張しました。
間被告は、託児所で別の女の子の下半身を触った疑いで、7月8日に再逮捕されています。