ハラルフードで留学生を歓迎

広島大学の東広島キャンパスでこの春入学した留学生を歓迎する催しが開かれ、イスラム教の戒律に従った「ハラル」に対応したお好み焼きやもみじまんじゅうがふるまわれました。

この春、広島大学に入学した留学生を歓迎しようと開かれた異文化交流会には留学生をはじめ、学生や教職員などあわせておよそ200人が参加しました。
交流会では、イスラム教の戒律に従った「ハラル」に対応するため、豚肉やラードの代わりに鶏肉やオリーブオイルを使ったお好み焼きがふるまわれ、留学生たちは鉄板で焼き上げられた熱々のお好み焼きをおいしそうに食べていました。
このほか、ハラルに対応したもみじまんじゅうや、ベジタリアンの人向けのお好み焼きが提供され、広島名物の料理を楽しみながら互いの文化への理解を深めていました。
インドネシアから来た新入生は、「お好み焼きがおいしかったです。いろいろなことが話せて、日本語がどんどん上手になります」と話していました。
広島大学留学交流グループの梅下健一郎リーダーは「日本人学生と交流したり広島のご飯を食べたりして、早く広島の地になじんでもらい、勉強できる環境を整えたいという思いで開催しています」と話していました。