福山城の「城泊」ことし7月に開始へ 受付も開始

福山市の福山城に宿泊できる「城泊」がことし7月に始まることになり、今月から予約の受付が行われています。

福山城ではおととしの築城400年にあわせて大規模な施設の改修工事が行われ、城に宿泊する「城泊」がことし7月1日に始まることになりました。
富裕層向きのサービスで、宿泊料金は1泊2人、夕食と朝食がついて132万円からとなっています。
宿泊や食事をする場所は2階建ての「月見櫓」で、地元の食材を使った料理を味わえます。また、天守の最上階で夜景を眺めながら琴の生演奏や地酒を楽しめるプランもあります。
予約の受付は今月から公式サイトや電話で行われ、完全予約制のため、希望日を受け付けたあと受け入れの調整が行われます。
「城泊」を運営するふくやま芸術文化財団の島川豊管理課長は「城を有効活用して福山の魅力を世界に伝え、インバウンド需要の取り込みにもつなげたい」と話していました。