広島サミットで提供の県産食材 首都圏などに売り込む商談会

G7広島サミットで提供された広島県産の食材などを、首都圏をはじめ県内外のスーパーや百貨店に売り込む商談会が、広島市で開かれました。

この商談会は、去年5月のG7広島サミットの開催に伴って注目を集めた県産品の販路拡大を図ろうと県が開きました。
広島市南区の会場では、広島サミットで食材などを提供した県内の事業者などおよそ140社と、首都圏など県内外のスーパーマーケットや百貨店などおよそ50社のバイヤーが参加しました。
事業者の担当者らは個別にバイヤーのブースを訪れて商品の特徴や長所などを説明しました。
会場では広島サミットのパートナーズ・プログラムで提供されたワインや、ワーキングランチで各国首脳らにふるまわれた、エサにレモンの果汁を混ぜて養殖された「広島レモンサーモン」なども紹介され、バイヤーの人たちは説明を聞きながら試食して味を確かめていました。
商談会を主催した広島県観光課の岡春日さんは「まだまだ知られていない県産品があると思うのでこうした機会を通して首都圏をはじめ各地域に販路が広がってほしいです」と話していました。