専門学校の生徒が卒業記念献血

この春に卒業を控えた広島市の専門学校の生徒が中心となって社会に貢献しようと集団で献血を行いました。

献血したのは、広島市中区の広島会計学院ビジネス専門学校と広島外語専門学校の生徒たちで、40年前から年間を通して献血する人が最も少ない冬のこの時期に行っています。
17日、専門学校の敷地内に設けられた会場には授業の合間をぬって生徒たちが次々と訪れ、血液の検査などを受けたあと、バスに移動して献血を行っていました。
広島県赤十字血液センターによりますと去年4月から12月に県内で献血した10代と20代は1万4891人で、前の年の同じ時期と比べると845人減少したということです。
献血をした19歳の学生は「困っている人の役に立ちたいと思って参加しました。また機会があれば参加したいです」と話していました。
実行委員長の山上友紀乃さんは「学生として社会貢献できる最後の機会なのでより多くの人の助けになりたいです。在校生には献血の大切さを入学してくる1年生にも伝えていってほしいです」と話していました。