確定申告インボイス対応も必要

確定申告インボイス対応も必要

2月から所得税の確定申告が始まります。
インボイス制度が開始されてから初の確定申告となることから広島国税局は、新たに消費税の申告が必要になった人は忘れずに対応するよう呼びかけています。

令和5年分の所得税の申告が来月から始まるのを前に、11日、広島県庁では、湯崎知事がスマートフォンを使った確定申告を体験しました。
広島国税局によりますと、利便性を高めるため、今回の確定申告から、インターネットで申告できる「e−Tax」と、マイナンバーカードの専用サイト、「マイナポータル」との連携を従来よりも拡充し、給与の源泉徴収票のデータが自動で反映されるということです。
また、去年10月からインボイス制度が始まり、これまで消費税の申告義務がなかった人も、インボイスの発行の登録を行って納税者となった場合は、消費税の申告が必要になるということです。
このため、国税庁のホームページでは、売上金額などを入力すれば消費税額が自動で計算されて申告書を作成できるコーナーも設けられています。
所得税の申告は来月16日から3月15日まで、消費税の申告は今月4日からすでに始まっていて4月1日までとなっています。
広島国税局は「消費税は初めて申告する人が多いと思うので、税務署の説明会にも参加するなどして忘れずに対応してほしい」と呼びかけています。