「パワハラにあたる不適切発言」広島市民病院課長級職員を戒告

広島市立病院機構は、広島市民病院に勤務する課長級の職員が部下に対してパワーハラスメントにあたる不適切な発言をして精神的苦痛を与えたとして、戒告の懲戒処分にしました。

処分を受けたのは広島市中区にある広島市民病院の60代の課長級の職員です。
病院を運営する広島市立病院機構によりますと、この職員はことし1月、部下から職場環境や人間関係について相談を受けた際、管理監督者であるにもかかわらず我慢するよう強要したり、突き放したりするような不適切な発言をして精神的苦痛を与えたということです。
院内のハラスメント相談窓口に相談があり、聞き取り調査を行った結果、病院機構は職員の発言がパワーハラスメントにあたると認定し、27日付けで戒告の懲戒処分にしました。