芸備線 備後庄原駅で開業100年記念イベント

庄原市にあるJR芸備線の備後庄原駅で、開業100年を記念してイベントが開かれました。

当時の芸備鉄道が大正12年に広島駅と備後庄原駅の間を開業してことしで100年になることから、駅周辺の企業や住民などでつくる協議会が記念のイベントを開きました。
9日、備後庄原駅の舎内や周辺にブースが設けられ、うどんやコーヒーなどが販売されたほか、100周年を祝う木製の記念プレートの販売も行われました。
また、駅のホームには12月で運行が終了するラッピング列車の「カープ号」が発着し、手作りの旗を持って見送る場面も見られました。
このほか、プロ野球、カープの大盛穂選手と赤松真人コーチによるトークショーも行われ、多くの人でにぎわいました。
「庄原駅周辺地区まちづくり協議会」の西田学会長は「たくさんの人に集まってもらいうれしく思っています。100年を契機にさらなる100年を迎えられるよう庄原市民みんなで頑張っていきたいと思います」と話していました。