特別支援学校の生徒 1日限定のカフェ開店 東広島

特別支援学校の高等部の生徒が開発したコーヒーやお菓子を出してみずから接客もするカフェが、東広島市役所に1日限定で開店しました。

このカフェでは、知的障害のある子どもたちが通う県立黒瀬特別支援学校の高等部の15人の生徒たちが接客などあたりました。
カフェで出されたのは生徒たちが地元のコーヒー店や農園と開発したオリジナルブレンドのコーヒーと「ばななマフィン」などです。
生徒たちは、少し緊張した様子でしたが「いらっしゃいませ」と元気に声を出して、客から注文をとったりコーヒーをいれたりして担当の作業をきびきびとこなしていました。
カフェには、オープン直後から行列ができ、用意していた飲み物とマフィンのセット40セットは、開始40分で完売となりました。
40代の女性客は「生徒たちが生き生きと接客をしている姿に感動しました。地元のバナナなどを使って商品を作っているということで今後が楽しみです」と話していました。
接客を担当した3年生の女子生徒は「みんなと一緒に声を掛け合いながら接客することができました。こんなにたくさんのお客さんが来てくれると思わなかったのですごく嬉しかったです。」と話していました。
このカフェは、来年1月18日にも東広島市役所で開かれる予定です。