高校生がスマートフォンの使い方を高齢者に指導

地域との交流を深めようと、高校生が高齢者にスマートフォンの使い方を教える相談会が広島市で開かれました。

この相談会は広島市東区にある通信制の第一学院高校などが開いたもので、生徒と地元の高齢者およそ30人が参加しました。
このなかで高齢者は生徒と2人1組となり、▼LINEで送ったメッセージをどうしたら消せるのかとか、▼ラジオを聞くアプリのインストールの方法を教えてほしいなどの質問をしていました。
それに対して、生徒は高齢者のスマートフォンを一緒に操作しながら、丁寧に質問に答えていました。
使い方を教わった広島市の60代の女性は、「文字の大きさの変え方やカレンダー機能の使い方を聞きました。周りに聞ける人がいなくて困っていたので、すごくいい機会でした」と話していました。
参加した男子生徒は「ふだん話さない高齢者がどんなことに関心があるのか勉強になりました。次の相談会にも参加しようと思います」と話していました。