竹原市で「農泊」体験ツアー

竹原市の自然や伝統を観光に活用しようと、「農泊」を体験するツアーが行われ、参加者が竹細工のかごづくりに挑戦しました。

体験ツアーは、観光客が農村や漁村に泊まって豊かな自然や伝統的な生活を体験してもらう「農泊」を竹原市でも進めようと中国四国農政局が行い、ライターや外国人留学生など5人がモニターとして参加しました。
5日は1泊2日のツアーの2日目で、参加者は竹細工の工房を訪れ、職人から個別にかごの編み方を教わって、30分ほどかけて完成させていました。
このあと行われた意見交換会では、参加者からは▼自分で作った竹細工を食事の際に皿として使うといいとか、▼ハラル料理など観光客に配慮して食事が選べるといいなどといった声が聞かれました。
中国四国農政局都市農村交流課の大掛智志企画官は「インバウンドも期待できるなかで、広島市内や空港にも近い竹原市の立地を生かして農泊に取り組み、地域の活性化にいかしてほしい」と話していました。