１４日は「鉄道の日」 ＪＲ三次駅で催し

鉄道の日にあわせて、ＪＲ三次駅では点検用の車両の乗車体験などができる催しが開かれ、多くの家族連れや鉄道ファンでにぎわいました。

この催しは１０月１４日の「鉄道の日」にあわせて開かれ、三次市のＪＲ三次駅構内に設けられた会場では珍しい車両の展示や乗車体験会が行われました。
このうち、線路を点検する「軌道自転車」という４人乗りの車両に乗る体験会では参加した人たちがＪＲの担当者の運転で線路をおよそ７０メートル走り、ふだん乗っている列車とは違う乗り心地などを楽しんでいました。
会場にはこのほか、山陰本線の観光列車や冬に除雪作業をするラッセル車、それに線路の高さの調整などをする保線専用の車両が展示され、訪れた人たちがＪＲの担当者から説明を受けたり、ふだんなかなか間近で見る機会がない車両に乗り込んだりしていました。
福山市から訪れた男子中学生は「いろんな列車が見られてすごく楽しいです。列車に乗ると景色がゆっくり見られるのが魅力です」と話していました。
ＪＲ西日本中国統括本部三次鉄道部の福永修二鉄道部長は「イベントを通じて鉄道を身近に感じてもらい、利用促進につなげたいと思い、企画しました。三次ならではの魅力があるので、三次に来て鉄道にも親しんでもらいたいです」と話していました。