尾道市 学校の統合へ 条例の改正案を市議会に提出

尾道市の定例市議会が4日開会し、市は3つの小学校と2つの中学校をそれぞれ統合するための条例の改正案を提出しました。
統合をめぐっては地元の住民から反対意見が出ていることから議会の判断が注目されます。

尾道市は市内中心部にある▼土堂、長江、久保の3つの小学校と▼長江と久保の2つの中学校をそれぞれ統合し、小中一貫校に再編する計画です。
市は統合の理由について▼小学校の校舎の耐震性が不足していることや、▼生徒や児童の数が減少傾向にあるためだと説明していますが、保護者や地元住民からは▼通学距離が長くなることや▼戦前に建てられ、歴史的に価値がある小学校の校舎を残すべきだという反対の意見も出ています。
これに対して市は「保護者や地域住民への説明を尽くした」として4日、開会した市議会に学校の統合に必要な条例の改正案を提出しました。
尾道市の平谷祐宏市長は市議会の中で「統合する小学校においては子どもたちの命を守り、切磋琢磨できる教育環境の整備ができ、子どもたちの未来に向かって生きる力をより一層育むことが期待できる」と述べました。
定例市議会は今月20日まで開かれる予定で、条例の改正には出席議員の3分の2以上の賛成が必要となることから議会の判断が注目されます。