サミット 国際メディアセンターで広島の魅力PR

G7広島サミットの取材拠点となっている広島市の「国際メディアセンター」には、国内外の報道関係者に広島の特産品をPRするコーナーが設けられています。

広島市中区の県立総合体育館に開設された「国際メディアセンター」では、連日、国内外の報道関係者が取材活動を繰り広げています。
外出もままならない報道関係者らに食事を提供するコーナーでは、広島県産の野菜や肉などを使った料理が提供されています。
また、広島の伝統工芸品や技術を紹介するフロアでは、いずれも全国一の産地で品質の高さでも知られる熊野町の熊野筆や福山市のデニム生地を使った製品、それに広島県が全国有数の産地であるにしきごいが泳ぐ水槽が設置されるなど、およそ20の製品が展示されています。
また、県内で造られている日本酒やビールなども並べられ、サミット初日の19日、各国首脳に提供されたワインなども展示されています。
日替わりで日本食をPRするコーナーで、広島県の港で水揚げされた「たい」を和食の料理人がお造りにする実演が行われ、海外の報道機関の関係者が興味深そうに写真を撮っていました。
展示を担当した広島サミット県民会議事務局の佐々野和樹さんは「伝統工芸品の展示を見た海外のメディアから作り方を尋ねられるなど、反響が大きい。サミットをきっかけに広島のよさが伝わるとうれしい」と話していました。