障害者バリスタ日本一 メンバーがコーヒー実演販売 東広島

コーヒーのドリップ技術や味を競う障害者のバリスタの全国大会で日本一になったチームのメンバーが、23日、東広島市でコーヒーの実演販売を行いました。

東広島市にある広島県立障害者リハビリテーションセンターのロビーでコーヒーの実演販売を行ったのは「チームLOVEART(ラブアート)」のメンバーたちです。
「チームLOVEART」の3人は去年10月に東京で開催された、障害のある人たちがコーヒーのドリップ技術や味を競うバリスタの全国大会で優勝し、日本一となりました。
ロビーの一角で行われた実演販売では、注文が入るとメンバー2人が、独自にブレンドするなどしたコーヒーに3回に分けてゆっくりとお湯を注いでいきました。
そして、コーヒーが出来上がると2人で顔を見合わせ、OKサインをしていました。
60代の女性は「日本一のバリスタの入れ方でおいしくて感動します」と話していました。
「チームLOVEART」のメンバー、飯島洋平さんは、「しっかりとお湯を真ん中に入れるのを頑張りました。みんなで協力して精一杯おいしく作れました。お客さんにおいしいと言ってもらえてうれしいです」と話していました。