ホームページの情報 岐阜県が「やさしい にほんご」でも提供

岐阜県はホームページで公開している情報を外国人にもわかりやすく提供しようと7月から簡単な日本語でも表示できるようにしました。

これは県内に住む外国人が増える中、岐阜県が7月8日から始めたものでホームページの上部にある「やさしいにほんご」という部分をクリックすると文章がより簡単な表現とふりがなつきで表示されます。
たとえば、土砂災害から身を守る方法を紹介するページでは「被害を最小限に抑えるためには、ひとり一人が気象情報等に注意して早めに避難することが大切です」という文章が「被害をできるだけ少なくするためには、ひとり一人が天気などの情報等に注意してはやく逃げることが大切です」と変換されます。
また、児童手当の支給条件については「原則として児童が日本国内に住んでいる場合に児童手当を支給します」という文章が「基本的に、子どもが日本の中に、住んでいるときに児童手当を払います」と表示されます。
文章を自動で変換するシステムを利用しているということで県によりますと県の公式ホームページでこうした機能を追加したのは愛知、岐阜、三重の3県では初めてです。
岐阜県外国人活躍・共生社会推進課は「外国の方だけでなく子どもや障害のある方にも役立ちます。県の情報を多くの人に理解してもらえる手助けになってほしい」としています。