官製談合事件受け 池田町が入札制度を見直しへ

前の町長が官製談合防止法違反などの疑いで逮捕された池田町で28日、定例の町議会が開かれ、町は再発防止のため入札制度を見直すことを明らかにしました。

これは池田町議会の一般質問で小川孝文副町長が明らかにしました。
それによりますと、池田町では工事を発注する場合、町長は業者との契約締結までに、工事を発注するための起案、指名競争入札者審査委員会で決まった指名業者の報告、工事請負契約の締結の3回にわたって指名競争入札の内容などを知る機会がありましたが、これを2回に減らすということです。
また審査委員会で使われた資料は会合のあとに担当課が回収し、町の幹部が手元で保管できないようにします。
小川副町長は「ほかにも入札制度や規定を見直し、再発防止に努めたい」と述べました。
また竹中誉町長は28日の町議会で、前の町長によるセクハラの問題を受け、ハラスメント防止条例を遅くとも年内には制定したいとの考えを示しました。