名鉄広見線 誤って普通列車が停車駅を通過

19日夜、名鉄広見線で普通列車が本来、停車するはずの可児川駅に止まらず、誤って通過したことがわかりました。
また、車内で駅名が正しく表示されず次の駅も含めて乗客9人が降りられなかったということで名鉄では折り返しの臨時列車を運行して、それぞれの駅で降ろしました。

名古屋鉄道によりますと、19日午後11時ごろ、名鉄広見線で犬山発新可児行きの下りの普通列車が本来、停車するはずの可児川駅に止まらず誤って通過しました。
この駅から乗車する客はいませんでしたが降りる予定だった8人が降りられなかったということです。
また、次の日本ライン今渡駅には停車しましたが車内で駅名が正しく表示されず1人が降車できませんでした。
乗客から「可児川駅に停車していない」と指摘を受けるなどして気づいたということで、名鉄では新可児駅から折り返しの臨時列車を運行し降りられなかった9人のうち7人を乗せて、それぞれの駅で降ろしました。
運転士は「集中できておらず、停車駅に気づかなかった」と話しているということで、名古屋鉄道は、「全乗務員に対し、改めて、停車駅の確認など基本動作を徹底するように指導いたします」とコメントしています。