池田町長選挙 竹中誉氏が初当選

女性職員に対するセクハラが明らかになり、町長が辞職したことに伴う、岐阜県池田町の町長選挙は9日投票が行われ、元生命保険会社社員の竹中誉氏が初めての当選を果たしました。

池田町長選挙の結果です。
竹中誉、無所属・新。
当選。
7150票。
柳生一成、無所属・新。
1928票。
小西彦治、無所属・新。
393票。
竹中氏が、元岐阜県職員の柳生氏や元兵庫県議会議員の小西氏を破り初めての当選を果たしました。
投票率は51.89%で前回より6.4ポイント低く、過去最低となりました。
竹中氏は53歳。
銀行員を経て生命保険会社に勤務し、去年1月の池田町長選挙に立候補して、落選していました。
今回の選挙戦で、竹中氏は前の町長によるセクハラ問題を受けて、ハラスメント対策や町の信頼回復を進めるほか、人口減少対策などに取り組むと訴え支持を広げました。
竹中氏は「ハラスメントの問題を起こさないという覚悟のもと、新たな制度や風土を作っていかなければならないしハラスメント防止条例などで明確にルール化したい。人口減少とも果敢に戦っていきたい」と話しています。