FC岐阜を引退した柏木陽介さん 長良川鵜飼の船頭デビュー

サッカーの元日本代表で、昨シーズン、J3、FC岐阜で現役を引退した柏木陽介さんが、11日始まった岐阜市伝統の「長良川鵜飼」で観覧船の船頭としてデビューしました。

サンフレッチェ広島や浦和レッズに在籍し、サッカー日本代表としても活躍した柏木さんは、昨シーズン、FC岐阜で現役を引退しましたが鵜飼を見て感動したことや知人からの紹介などもあり、「長良川鵜飼」の船頭として活動することにしました。
ほかの人と同じように面接などを受けて採用されたということで、実技研修なども経て、11日の鵜飼開きで、観覧船の船頭としてデビューしました。
柏木さんは船が出る前、「みなさんの命を第1に進めて行きますのでよろしくお願いします」と話すと、竹の棒を使って力いっぱい船を動かしていました。
FC岐阜のアンバサダーなども務めながら10月15日までの鵜飼のシーズン中に30日以上、乗船する予定だということです。
柏木さんは「常に頭を働かせながら視野を広く持つところは、サッカーに似ています。自分もお客さんとして乗って、鵜飼のすばらしさを感じたので日本や世界の人にこの空間を感じながら、乗ってほしい」と話していました。