白川村が地域経済の活性化へコンサルティング会社と協定

白川村は、岐阜市に本社がある地域経済の活性化を目的としたコンサルティング会社と協定を結び、地域の課題解決に取り組むことになりました。

8日、白川村役場で行われた協定式では、成原茂村長と、地元地銀グループの子会社で自治体などに向け地域経済を活性化するためのコンサルティングなどを行う岐阜市の「カンダまちおこし」の田代達生社長が、協定書にサインをしました。
協定では、企業からのふるさと納税を仲介するなどコンサルティング会社が白川村の財源確保に協力するほか、地域課題の解決について互いに協力しあうことなどが盛り込まれています。
白川村は、この協定に基づき、▼人口減少や▼合掌造り集落でのオーバーツーリズムなどの地域課題を解決するために、▼雇用創出に向けた企業誘致や▼持続可能な観光地を目指す取り組みを進めることにしています。
田代社長は「世界遺産をもつ白川村は、未来に向かって今こそ、前向きな投資をしていかなければいけない。この村の持続可能な発展に尽くしていきたい」と話していました。
また、成原村長は「互いにスクラムを組み、ともに村が抱える課題を解決していきたい」と話していました。