大型連休“飲酒運転根絶を” 岐阜市の繁華街 警察呼びかけ

3日からの大型連休後半を前に、飲酒運転による悲惨な事故を防ごうと、岐阜市の繁華街で警察官たちが居酒屋などを訪ねて、客が車で来ていないかの確認などを徹底するよう呼びかけました。

2日、岐阜市のJR岐阜駅北側の居酒屋などが立ち並ぶ繁華街で、警察官や岐阜県飲食組合の関係者など約20人が集まり、行き交う人たちに飲酒運転の根絶への協力を呼びかけました。
また、警察官たちは、飲食店を1軒1軒訪ねて、店の従業員に「お酒は飲みません」などと書かれたコップ敷きやチラシを手渡して、客に車で来ていないかの確認や車で来ていた場合は、代行運転の利用などを促すよう呼びかけていました。
警察によりますと、岐阜県内ではことしの3月末までに飲酒が関係する人身事故が10件起きているということで、飲酒運転は大きな事故につながりかねないとして、取り締まりを強化していくということです。
岐阜県警察本部交通企画課の加藤徹調査官は、「お酒を楽しむ前に車で来ていないか確認することが飲酒運転を根絶させるために大切なことなので、飲食店の人にも声かけをお願いしたい」と話していました。