「ライドシェア」岐阜県内のタクシー事業者も実施意向

タクシー会社の管理のもとで一般のドライバーが自家用車を使って有料で人を運ぶ「ライドシェア」について、岐阜県内のタクシー事業者も実施の意向を示していることがわかりました。

「ライドシェア」については4月から東京都など4つの都府県の一部の地域で、始まっています。
地域のタクシー会社が実施の意向を示した場合などに時間や台数に制限を設けた上で運用が認められますが、国土交通省は24日の会合で岐阜県内の6つの区域のタクシー事業者から実施の意向が示されていることを明らかにしました。
具体的には岐阜市などの「岐阜交通圏」、大垣市などの「大垣交通圏」、可児市などの「美濃・可児交通圏」、多治見市などの「東濃西部交通圏」、高山市などの「高山交通圏」下呂市です。
今後、事業者が国に申請して認められた場合、実施されることになります。
これについて古田知事は25日の会見で「先行して導入している地域の運行状況などを注意深くフォローしたい。移動の足の不足をどう解消していくか、ライドシェアも含めて検討していきたい」と述べました。