大垣共立銀行 林敬治常務が頭取に昇格へ

岐阜県大垣市に本店を置く大垣共立銀行は24日、次の頭取に林敬治常務を昇格させる人事を発表しました。

これは大垣共立銀行が24日記者会見を開いて明らかにしました。
新たに頭取に就任する林氏は池田町出身で、64歳。
1982年に大垣共立銀行に入社し、岐阜支店長やグループ会社の社長などを経て、2019年から常務を務めています。
林氏は会見で「入社以来、経営企画や商品開発などに携わり、銀行業以外の会社経営の経験もある。これまでの経験を生かして頭取として経営の責任を全うしたい。亡き土屋会長や境頭取が大切にしてきた『銀行はサービス業』というOKBらしさを大切に、全力で取り組んでいく」と抱負を述べました。
一方、2019年から5年間、頭取を務めてきた境敏幸頭取は、代表権のある会長に就任します。
境頭取は「地政学リスクや金利などの変化にスピーディーに対応できる体制づくりのため頭取の交代が必要だ」などと説明したうえで、後任の林氏について「銀行だけでなく関連会社の経営などいろんな経験値を持っている。幅広い見識を持っている人がトップに立つのが望ましい」と話していました。
この人事は、ことし6月の取締役会で正式に決定される見通しです。