クマの赤ちゃん かわいい姿を見せる 高山市の観光施設

岐阜県高山市の観光施設で5頭のクマの赤ちゃんが生まれ、かわいらしい姿を見せています。

高山市奥飛騨温泉郷にある観光施設「奥飛騨クマ牧場」では、100頭余りのツキノワグマを飼育していて、ことしは、2月上旬に双子1組を含む5頭の赤ちゃんが生まれました。
3か月近くたった今では個体差はあるものの、体長約30センチ、体重が1.5キロほどに成長しています。
4月1日からは、人に慣れさせるため飼育員がミルクを与えていて、おなかいっぱいになるとすやすやと眠る赤ちゃんもいました。
5月中旬からはすりおろしたリンゴにミルクを混ぜるなどした離乳食に切り替えていくということです。
クマ牧場では10月末まで原則として毎週、火曜日と木曜日を除き有料で赤ちゃんとの撮影会を行っています。
奥飛騨クマ牧場の中村正明園長は「この時期だけの小さなサイズ感と毛のふわふわした感じを楽しんでほしい」と話していました。