「春の高山祭」が閉幕 2日間の人出は約18万8000人

岐阜県高山市で開かれていた「春の高山祭」が15日に閉幕しました。
高山市によりますと、2日間の人出は当初の予想を上回るおよそ18万8000人になり、おおむね、コロナ禍前の水準に回復したということです。

「春の高山祭」は、江戸時代から続く伝統の祭りで「山・鉾・屋台行事」の1つとしてユネスコの無形文化遺産に登録されています。
今回の「春の高山祭」は新型コロナウイルスの5類移行後、初めての開催で、初日の14日に続いて15日も晴天に恵まれた高山市の中心部では11台の祭り屋台が市の中心部に勢揃いする様子や、3つの屋台が行うからくり人形の奉納を外国人も含む多くの観光客が楽しんでいました。
高山市によりますと、春の高山祭で雨などの影響を受けず、すべての行事をできたのは平成28年以来8年ぶりだということで、2日間の人出は当初の見込みを上回るおよそ18万8000人とおおむねコロナ禍前の水準に回復したということです。