モーグルの堀島選手 出身地・池田町役場でW杯での優勝報告

スキーフリースタイルモーグルの堀島行真選手が出身地である池田町の役場を訪れ、男子では日本人選手初となるワールドカップでのタイトル獲得の報告をしました。

堀島選手は今シーズンのワールドカップで自己最多となる4勝を挙げました。
このうち1人で滑る「モーグル」で3勝し、男子のモーグル競技としては日本人選手で初めて、種目別での年間優勝のタイトルを獲得しました。
シーズンを終えた堀島選手は先週、池田町役場を訪れ、職員たちに拍手で迎えられたあと、岡崎和夫町長からお祝いの花束が手渡されました。
そして獲得したトロフィーを披露し、「5年以上2位が続き、やっとトロフィーを池田町に持ち帰ることができました。町民のみなさんの応援が力になりました」と優勝への喜びを語りました。
このあと堀島選手はシーズンを振り返り、「トレーニングをした難易度の高いエアをすべての試合で使い、結果を出すことができました。1位になりたいという強い気持ちを最後まで維持して、戦い抜くことができたことが種目別優勝につながったと思います」と述べました。
堀島選手は、5月中旬からノルウェーに渡り、来シーズンに向けて本格的なトレーニングを始めるということです。