ノロウイルスによる食中毒 高山市の飲食店を営業禁止に

4月8日高山市内の飲食店が調理した仕出し弁当を食べた17人が下痢やおう吐の症状を訴えて患者などからノロウイルスが検出され、県はこの弁当が原因の食中毒と断定し飲食店を営業禁止の処分にしました。

営業禁止の処分となったのは高山市荘川町の飲食店「銀花」です
岐阜県によりますと4月9日、高山市の医療機関から保健所に「仕出し弁当を食べた複数人におう吐などの症状がある」などと連絡がありました。
保健所が調べたところ20代から60代の計17人が下痢やおう吐など食中毒とみられる症状を訴えていたことがわかり、患者や調理担当者の便からノロウイルスが検出されたということです。
県はこの仕出し弁当が原因の食中毒と断定し、この飲食店を12日から再発防止措置が講じられるまでの間、営業禁止の処分にしました。
県によりますと入院した人はおらず、全員、症状は快方に向かっているということですが県はノロウイルスによる食中毒を防ぐために手洗いや消毒殺菌、調理する人の健康管理などの徹底を呼びかけています。