台湾地震受け高山市のホテルが募金箱設置し支援呼びかけ

台湾の東部沖で起きた地震を受けて岐阜県高山市のホテルが募金箱を設置し被災した人たちへの支援を呼びかけています。

4月3日に台湾東部沖で起きた地震では、これまでに13人の死亡が確認され、6人と連絡が取れなくなっています。
外国人観光客も多く宿泊している高山市中心部のホテルでは、外国人宿泊者のうち1割近くを台湾の人が占めるということで、地震で被災した人たちを支援しようと募金箱を設置しました。
募金箱は樹脂製で「2024年台湾東部沖地震救援金募金」と、日本語のほか英語や台湾のことばでも書かれ、フロントや飲食店、土産物店のあわせて4か所に置かれています。
高山グリーンホテルの高野龍一郎管理本部長は「台湾からの宿泊客が多いので私たちにもできることがないかと思い設置しました。募金を通じて、私たちやお客様の気持ちが台湾へ届いてほしいですし、落ち着いたら、また高山にも来てほしい」と話していました。
ホテルは2か月ほど募金箱を置く予定で、集まった募金は、日本赤十字社を通して台湾の被災地に送ることにしています。