下呂市長選挙 現職の山内登氏が無投票で再選

任期満了に伴う岐阜県下呂市の市長選挙が7日告示され、無所属の現職で自民党と公明党が推薦した山内登氏のほかに立候補の届け出がなく、無投票で山内氏の2回目の当選が決まりました。

山内氏は66歳。
元警察官で、下呂警察署の署長などを歴任したあと、民間企業での勤務を経て4年前の市長選挙で初当選しました。
下呂市は人口2万9000余り。
山内氏は、来年度から宿泊税を導入したいという意向を示していて、財源を確保しながら温泉街をどう活性化させるかや人口減少が続く中でまちづくりをどう進めるかなどが課題となっています。
山内氏は「4年間でコロナ禍やさまざまな災害を乗り越えてきた。これからは医療環境や公共交通の充実など達成できなかった公約に全力で取り組んでいきたい」と話しています。