レールマウンテンバイクで義援金 被災地支援に 飛騨市

岐阜県飛騨市でレールの上を自転車で走るレールマウンテンバイクを運営するNPO法人が乗車料金を能登半島地震の義援金にあてるチャリティー運行を行いました。

レールマウンテンバイクは廃線になった神岡鉄道の線路などを利用した観光客向けの乗り物で、「ガッタンゴー」の名前で親しまれています。
運営するNPO法人神岡・町づくりネットワークでは被災地を支援したいと30日、2つあるコースのうち1つをチェリティー運行と位置づけ、このコースの現金で支払われた1日分の乗車料金を義援金として贈ることになりました。
スタート地点には多くの観光客らが訪れ、よく晴れた青空のもと、さっそく自転車をこぎ出して楽しんでいました。
乗車料金を義援金として贈ることについて観光客の1人は「地震で大変な思いをしている人に少しでも役立てててもらえれば」と話していました。
神岡・町づくりネットワークの田口由加子さんは「ガッタンゴーは北陸からのお客様にも支えられてきましたので、少しでも力になれたらと思います」と話していました。
NPOによりますと、チャリティー運行は今回が2回目で、あわせておよそ50万円を日本赤十字社を通じて被災地に贈るということです。