空自男性隊員がセクハラ行為で懲戒処分

各務原市にある航空自衛隊岐阜基地の男性隊員が、女性隊員の体を触るなどのセクハラ行為を行ったとして、停職12か月の懲戒処分を受けました。

懲戒処分を受けたのは、航空自衛隊岐阜基地の第2補給処業務部に所属する29歳の男性の空士長です。
岐阜基地によりますと空士長は、おととしから去年にかけ、自分の車の中や基地の作業場で、後輩の女性隊員に対し、服の上からや服の中に手を入れ体を触るなど3回にわたるセクハラ行為を行ったということです。
女性から相談を受けた別の隊員が上司に報告し、わかったということで、基地は25日付けで、空士長を停職12か月の懲戒処分にしました。
自衛隊の調べに対し「深く反省しています」などと話しているということです。
岐阜基地司令の山本光伸空将補は「規律違反が起きたことは誠に遺憾である。隊員に対する教育、指導を徹底し、再発防止に努める」とコメントしています。