岐阜大学が卒業式

岐阜大学の卒業式が25日、行われ、大学生と大学院生のあわせておよそ1800人が新たな一歩を踏み出しました。

岐阜大学の卒業式は、岐阜市の長良川国際会議場で行われ、5つの学部と大学院のあわせておよそ1800人がはかまやスーツ姿で出席しました。
式では、学部ごとの代表者16人に学位記が授与され、吉田和弘学長が「大学で築いてこられた人間関係、連携をつなぎ、グローバルに活躍できる人材になられることを願っています」と激励しました。
そして学部の卒業生を代表して、医学部の神部宏幸さんが「岐阜大学で得た知識や貴重な経験、授かった多くの人々とのすばらしい出会いを生かし、社会に大きく貢献できるよう今後とも精進します」と述べました。
また、大学院の修了生を代表して、自然科学技術研究科の浅野珠里さんが「学生時代に構築してきたネットワークを大切にしつつ、新しいネットワークを確実に形成し、社会に貢献できる人材として活躍し、次の時代を創造していきたい」と述べました。
式のあと、卒業生たちは在校生から花束を受け取ったり、記念写真を撮ったりしていました。
教育学部を卒業し広告関係の会社に就職する女性は「コロナでいろいろなものを制限された中、頑張って培ってきたものがあるので、思い出とともに新社会人として頑張りたい」と話していました。
工学部を卒業し大学院に進む男性は「すばらしい仲間と出会えた4年間でした。大学院でさらなる成長を目指して頑張りたい」と話していました。