【映像散歩】河原で見つけた春の“いぶき”

岐阜市を流れる長良川沿いの堤防では「つくし」が顔をのぞかせ春の訪れを告げています。

岐阜市の中心部を流れる長良川では、大縄場大橋からその下流に架かる鏡島大橋にかけての左岸側の堤防沿いで「つくし」があちこちで顔をのぞかせています。
「つくし」は、日当たりがよい堤防沿いの斜面で、短く刈られた草の間から伸びていて、中には15センチほどの大きさに成長しているものもあります。
堤防からは岐阜県と滋賀県の県境にある伊吹山を遠くに望むことができ、山頂が雪で覆われた冬の景色を背景に元気に伸びる「つくし」の姿は春の“いぶき”を感じさせます。
岐阜市では3月に入って日中の最高気温が10度を超える日も多くなり、あたたかい日ざしのもと、ゆっくり歩きながら風に揺れる「つくし」を探す人の姿が見られました。
散歩に訪れた近所の女性は「朝晩はまだ寒い日もありますが、つくしが元気に生えてくると春の訪れを感じます」と話していました。