伊吹山ドライブウェイ 4月の開通に向け除雪作業進む

岐阜県と滋賀県の県境にある伊吹山では、冬の間、通行止めになっている有料観光道路で4月の開通に向け除雪作業が進んでいます。

除雪作業が進んでいるのは「伊吹山ドライブウェイ」です。
ふもとの岐阜県関ケ原町から標高1377メートルある伊吹山の山頂近くまでを結ぶ全長17キロの有料道路で、高山植物や紅葉などを目当てに多くの観光客がドライブに訪れますが、冬の間は、積雪のため通行止めとなっています。
道路では4月20日の開通に向け除雪作業が進められていて、14日は8合目にあたる標高1145メートル付近でショベルカーなど2台が積もった雪を少しずつ崩し、道路脇に落とす作業をしていました。
管理会社によりますと、ことしは積雪量が例年と比べて極端に少なく、除雪作業にかかる日数は例年の半分ほどですむ見込みだということです。
伊吹山ドライブウェイの岩田奨司さんは「皆さまに安全に道路を使ってもらえるよう今、準備を進めている。春には伊吹山の新緑が深まるので、ドライブで景色を楽しんでほしい」と話していました。