マイナンバーカード ひも付けのミスが新たに7件確認

マイナンバーカードをめぐる一連のトラブルを受けた総点検の結果、岐阜県は障害者手帳とのひも付けのミスが新たに7件確認されたと明らかにしました。
個人情報の漏えいは確認されていないということです。

マイナンバーカードでトラブルが相次いだことをめぐり県は去年、国からの指示を受けて医療や福祉などとの情報が正しくひも付けられているかを点検し、11月末までに身体障害者手帳と療育手帳であわせて8件のミスが確認されたと発表していました。
さらに県は5日、独自に行った追加の点検の結果を公表し、新たに7件でひも付けのミスがあったことを明らかにしました。
具体的には「身体障害者手帳」が6件、「精神障害者保健福祉手帳」が1件で、手帳の申請を受け付けた際などに正確かを照合せず、多くのケースで親族のマイナンバーが誤ってひも付けられていました。
このミスによって閲覧出来た情報に個人を識別できるものは含まれておらず、個人情報の漏えいは確認されていないということです。
県は、同様の申請を受け付ける際には複数の職員で確認を徹底するなどして再発を防ぐことにしています。