名物「高山ラーメン」ふるまう 高山の福祉施設で4年ぶり

高山市の名物「高山ラーメン」を市内の福祉施設の入所者などにふるまう催しが20日、4年ぶりに開かれました。

この催しは高山市内のラーメン店やそば店の店主でつくる組合が日頃、外食が難しい高齢者や障害者に地元のラーメンを味わってもらおうと開いてきたものです。
新型コロナウイルスの影響で開催を自粛してきましたが4年ぶりに再開することになり20日は高山市下切町にある障害者支援施設でラーメンをふるまいました。
施設の入所者や利用者あわせて110人あまりは、店主たち9人が施設の厨房で作ったできたてのラーメンを「おいしい」と声を上げながら食べていました。
催しが開かれた高山山ゆり園の土井三枝子施設長は「入所者や利用者は『いつ来るの?』と、楽しみにしていました。20日は普段以上に笑顔が見られた」と話していました。
高山麺類業組合の船坂和弘組合長は、「スープを飲み干し、笑顔で『おいしかったよ』と、言ってもらえて、来年もまた来ようという気持ちになれました」と話していました。