姫野選手など被災の高校ラグビー部を激励 恵那

能登半島地震で被災した日本航空石川高校のラグビー部が岐阜県恵那市で行っている合宿を、去年のラクビーワールドカップフランス大会で日本代表のキャプテンを務めた姫野和樹選手などが訪れ、部員たちを激励しました。

石川県輪島市にある日本航空石川高校のラグビー部員たちは中部大学の併設校、春日丘高校と毎年、合同練習などを行っている縁で、2月4日から中部大学の恵那市にある研修施設で合宿を行いながら北信越大会に出場しています。
17日の準決勝を前に、13日は春日丘高校OBの姫野選手と、日本航空石川高校OBで姫野選手とともにフランス大会で日本代表だったシオサイア・フィフィタ選手が合宿を訪れました。
このうち、姫野選手からは部員全員にスパイクなどが贈られ「ラグビーで石川県の皆さんに勇気や感動を与えてほしい」と激励された部員たちは、よい報告ができるよう頑張りたいと応えていました。
姫野選手は「贈ったスパイクなどを使って全力でプレーしてほしい」と話していました。
日本航空石川高校ラグビー部の上野魁心キャプテンは「頂いたスパイクは軽くて、いいプレーができそうです。恩を忘れず活躍したい」と話していました。