県内企業で働く障がい者の数 去年7700人余 過去最高に

岐阜県内の従業員が一定数以上いる企業で働く障害者の数が去年、7700人余りと過去最高になったことが岐阜労働局の調査で分かりました。

障害者雇用促進法は従業員が43点5人以上いる企業は、障害者を雇用することを定めていて、岐阜労働局はこの法律に基づいて毎年6月時点の雇用状況をまとめています。
それによりますと、対象となる県内の企業1671社で働く障害者は7745点5人と、前の年の同じ時期より448人、率にして6点14%増えて、過去最高となりました。
また、従業員全体に占める障害者の雇用率は2点47%で、全国平均の2点33%を上回りました。
雇用されている人を障害の種別でみると、▽身体障害者が3795人、▽知的障害者が2523点5人、▽精神障害者が1427人でした。
産業別では▽製造業」が2448点5人と最も多く、▽医療・福祉が1281人、▽サービス業が1150人などとなっています。
障害のある人の雇用が増えた背景について、岐阜労働局は「企業の障害者雇用に対する意識が高まっている。精神障害者を中心にハローワークに足を運ぶ就労意欲のある障害者も増えている」としています。