トレーラーハウスでリモートワーク体験 山県市

山県市は、市外からの移住につなげようと、自然の魅力を感じながら、トレーラーハウスの中でリモートワークなどを体験してもらう取り組みを行っています。

「お試しプチ滞在」と名付けられたこの取り組みは、山県市が1月下旬から始めました。
市内のキャンプ場の駐車場に、大手アウトドア用品メーカーと建築家の隈研吾氏が共同で開発したトレーラーハウスが設置されていて、宿泊者はリモートワークなどをしながら1泊2日の日程で滞在します。
窓からは山の風景などを一望することができ、30日は、映像制作の仕事をしているという名古屋市の30代の男性が、窓のそばでパソコンを使って作業をしていました。
男性は「自然があふれる中での作業は初めてで、気分転換になり新しい発見があると感じています。リフレッシュできる環境だと思います」と話していました。
参加は無料ですが、約20人分の枠はすでに予約で埋まっています。
市は参加者へのアンケートなどを通じて、市の魅力や課題を検証し、今後の取り組みに生かすことにしています。