児童が牛乳にちなんだキャラクター考案 “飲み残しを減らせ”

牛乳に親しみを持ってもらおうと関市の小学校で児童が牛乳にちなんだキャラクターを考える授業が行われました。

授業を行ったのは関市の乳業メーカーです。
メーカーでは学校給食での牛乳の飲み残しや廃棄を減らそうと4コママンガを牛乳瓶に白いインクで書き、飲み干すとマンガを読める取り組みを行っています。
22日、市内の旭が丘小学校で行われた授業では6年生の児童約70人がこのマンガに登場するキャラクターを考えました。
子どもたちは「カルシウム」とか「料理」といった牛乳から連想される言葉を参考に牛の形や牛乳瓶の形をしたキャラクターなどを思い思いにデザインしました。
今回、子どもたちがデザインしたキャラクターのうち6つはプロの漫画家が描く4コママンガに登場し乳業メーカーのホームページで公開される予定だということです。
児童たちは「牛乳は嫌いですが、キャラクターを作って少し好きになりました」とか「これからもおかわりして飲みたい」などと話していました。
関牛乳の吉田宰志顧問は「牛乳は体の成長に必要な栄養が含まれているのでこれを機に牛乳に興味を持ってほしい」と話していました。