美濃焼 新春恒例の見本市 多治見 卸売業者など向け

美濃焼の新商品などを紹介する新春恒例の見本市が、11日から多治見市で開かれています。

この見本市は、美濃焼の産地で毎年この時期に行われていて、ことしは、初めて多治見市と瑞浪市、恵那市の陶磁器メーカーが合同で開いています。
多治見市の会場では43の業者が制作した新作の皿や器など約6000点が展示されています。
ことしは、色鮮やかでユニークな形の陶磁器が多いほか、アロマオイルを入れて香りを楽しむ置物などがあり、招かれた卸売り業者などが熱心に質問していました。
多治見地区四陶磁器工業協同組合連絡協議会の加藤勇次会長は「新型コロナも落ち着いて、インバウンドに向けての商品を作るなど努力している窯元も多い。年始に地震がありましたが、復興に向けて、食卓で陶器を囲んで団らんしてもらえるように頑張りたい」と話していました。
この見本市は12日も開かれていますが、一般の入場はできません。