岐阜県大垣市 富山県高岡市に支援物資 災害協定に基づき

石川県能登半島を震源とする地震で震度5強の揺れを観測した富山県高岡市に災害協定に基づいて、2日、岐阜県大垣市から支援物資が送られました。

2日午後4時10分ごろ発生した石川県能登半島を震源とするマグニチュード7.6の地震で、富山県高岡市は震度5強の揺れを観測し、これまでに3人がけがをするなどの被害が出ています。
大垣市も震度4の揺れを観測しましたが災害による被害があった場合相互に支援する協定を結んでいる高岡市から1日、「可能な限り多くの水と1000人分の食料と毛布を送ってほしい」と要望があったことを受けて、市に備蓄してあった物資を送ることになりました。
2日午前7時半ごろから職員約50人が大垣市墨俣町内の出先機関で、あわせて2970リットルの飲料水が入ったダンボール241箱やアルファ化米3000食分1000人分の毛布をトラックに積み込み、支援物資を積んだトラックは午前9時ごろ高岡市に向けて出発しました。
大垣市の石田仁市長は「北陸の皆さんが現地で大変な思いをされているので、一刻も早く支援物資を届け皆さんに使って頂きたい。これからも被災された地域を支援していきたい」と話していました。