飛騨地方でも震度5弱 高山市 被害確認を進める

1日午後4時すぎ、石川県能登地方を震源とする地震があり、岐阜県飛騨地方でも震度5弱の揺れを観測しました。
このうち高山市は設置している災害対策本部で市の施設に被害がないか確認を進めています。

1日午後4時10分ごろに発生した石川県能登半島を震源とするマグニチュード7.6の地震で高山市でも震度5弱の揺れを観測しました。
高山市は1日午後5時過ぎから災害対策本部を設置していて、これまでに市内で地震によってけがをした人などは確認されていないとしています。
ただし、余震が続く中で避難所になる可能性もある市の施設などの安全性が確保されているか確認する必要があるとして、学校や図書館など市の施設の被害の確認を進めているということです。
高山市役所に設置されている災害対策本部では施設に派遣された職員からの連絡を電話で受ける担当者の姿が見られました。
高山市の北村幸治市長公室長は「今後も余震が続くおそれがあり市民や観光客の皆さんは引き続き警戒してほしい。余震が発生したら安全確認を優先するとともに余裕があれば火の元の確認もお願いします」と呼びかけていました。